人づくり
魅力ある漁村づくりは、人づくりから。
地域の意識づくりを始め、リーダーシップを担う人材、
技術者の育成をお手伝いします。
魅力ある漁村づくりは
『ひとづくり』から
地域が有する様々な資源を基礎として、多様な主体が連携・協力して、身近な住居環境を漸進的に改善し、地域の活力と魅力を高め、生活の質の向上を実現するための一連の持続的な活動がまちづくりです。
この活動を上手に実践していくためには、まちづくりを担う地域のリーダーが必要となります。さらにまちづくりは持続的な活動となるため、時代とともにリーダーも替わっていく必要があります。
そのため、まちづくりは、「ひとづくりにはじまり」「ひとづくりにおわる」とも言われています。
漁港・漁場・漁村の生い立ちは、好漁場の周辺において、半島の陰や入江など天然の良港を中心に漁村が形成され、さらに、漁業技術の発展とともに近代的な漁港が整備されてきました。
現在では、漁港は水産業における重要な生産基盤のひとつで、漁船の停泊・係留、出漁への準備、漁獲した水産物の陸揚げなど、漁業の根拠地であり、さらに、陸揚げされた水産物の保存、加工、処理等を行う流通拠点となっています。さらに、漁港を核として背後に広がった漁村は、漁業活動の場と生活の場が同じ場所にあり、漁業生産と漁村の生活が切り離せない密接な関係にあります。
また、沿岸の好漁場は、地形が急峻で磯や岩場、藻場を形成し、波も荒く、潮流も激しい場所にあります。そして、このようなところは、都市から隔絶された交通の便が悪いところにあります。
漁村におけるまちづくりは、単に道路や用地等を整備するだけではなく、漁港・漁場・漁村が有する特性を十分活かし、「新しい産業の育成」、「生活基盤の整備」、「地域社会の新しい価値づくり」に向けたものとなります。そして、これらのまちづくりと併せて地域の担い手も育成していくことになります。
私たちは、皆様と一緒に、豊かな漁港・漁場・漁村の未来を考えたいと思います
みなさんの住んでいるまちを住みよいものにしてゆく主人公はもちろんみなさんです。しかし、みなさんだけでは、どうすればよいのかわからないことや、やりにくいことがあると思います。そんなときには、漁港・漁場・漁村計画の専門家である我々に相談していただければ、専門的な広い視野と長い経験にもとづいて、適切な助言をすることができると思います。